東京を代表するパワースポット、五龍神様が祀られる「田無神社」をご存知でしょうか?ここは参拝するたびにご利益がある、東京屈指のパワースポットと言われる場所なのです。様々なご利益があると言われるので、芸能人や有名人などを含め様々な分野で願いを叶えたい人が訪れる神社となっています。そこで今回は田無神社のご利益やパワースポットについてお伝えしていきます。
1.田無神社とは?
田無神社とは正応年間(1288〜1293)、あるいは建長年間(1249〜1256)に創建されたと伝わっており、13世紀鎌倉時代と言われています。現在の所在地より北にある谷戸(やと)と言う地域で「尉殿大権現」と言う神様をお祀りしたのが発祥とされています。「尉殿大権現」は雨風の神様で「級津彦命(ツナツヒコノミコト)「級戸辺命(シナトベノミコト)と言う神様のことを表しています。この2つの柱は、夫婦の神様と言われています。すべての命の源である水と災いを払う力がある風、豊穣と除災の神様として信仰されています。その姿が金の龍となり御本殿に祀られています。
2.田無神社の五龍神
田無神社では「五行思想」に基づいて五龍神が祀られています。特に田無神社の五龍神様は「方位除け」のパワースポットとして有名です。次はそれぞれの方位とご利益をお伝えしていきます。
2-1.南の赤龍神:ご利益は先見性
田無駅方面から入り鳥居のすぐ近くに鎮座しているのが赤龍神様です。赤龍神様は先見性のパワースポットとされていて、夏、南、火、書斎、学業、勝負、昇進にご利益があるとされています。
2-2.西の白龍神:ご利益は収穫
白竜の水とされる手水舎の向かいに祀られているのが、白龍神様です。白龍神様は秋を象徴する西の方角に強く、西の方角と言えば金運アップ効果があるとされています。さらに飲食や結婚等に関する物事を司どっているとされ、鉱脈を掘り出すような収穫豊かになるとされています。
2-3.東の青龍神:ご利益は発展
境内の奥には蒼龍神様がいらっしゃいます。青龍神様は季節は春を象徴し、東の方角を守り樹木や風の守護神とされています。園芸や音楽性、積極性などに関するものを司どっているとされ新芽が出るように発展に導いてくれる神様とされています。
2-4.北の黒龍神:ご利益は新鮮な気
流れる水のような新鮮な気のパワースポットとされているのが黒龍神様です。赤龍神様の反対側に鎮座されています。黒龍神様は、冬を象徴し北の方角を守る水や雨の神様とされています。トイレや浴室、夫婦、健康などの運気を司どっています。
2-5.中心の本殿に「金龍神様」
基盤づくりのパワースポットとされる金龍神様が中心の本殿に祀られています。豊穣と除災の守護神であるとされ、あらゆる災難と悪しき方向の災いを洗い取り除くとされています。「すべての命の源である水」と「よろずの災いを祓う風」の神様とされています。本殿の中にいらっしゃるので普段はその姿を見ることができません。金龍神様のお姿を見ることができるのは1年でも酉の市の日の限られた時間限られた人数だけなのです。