2022年で創立1300年を迎えた歴史の長い「高麗神社(こまじんじゃ)」。
境内は整備され車いす貸出・ベビールーム完備などだれでも参拝しやすい神社です。
高麗神社が気になってはいるものの、
- 「高麗神社のご利益はなにがあるの?」
- 「どんな神様が祀られている?」
- 「水天宮はどんな効果がある?」
このような疑問をお持ちの方もいます。
そこで、今回は埼玉県にある高麗神社の気になるポイントを解説します!
ご利益や神様、御朱印やお守り、注目スポット・アクセス・駐車場情報など基本情報をお伝えしていくので、これから高麗神社へ行く方はぜひご覧ください。
高麗神社のご利益と神様
高麗神社のご利益は、立身出世・開運招福・安産守護・無病息災・病気平癒です。
こちらの神社にお祀りされている「高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)」に由来します。
- 高麗王若光は日本で出世し続けたこと(高句麗でも出世していた)
- 高麗王若光が来てから日高の土地は栄えたこと
- 高麗王若光の子供はみな安産だったこと
- 病気にかからず、かかったとしても完治したこと
上記のことから高麗神社のご利益が伝わるようになりました。
今となっては医療が発達したことにより「病気しない」のは当たり前のように感じますが、1300年前は疫病がはやれば多くの方が亡くなった時代だったため、生前でも神様のように崇拝されていました。
【高句麗若光と日高市の関係】
高麗王若光は、1300年前ころに朝鮮半島の高句麗からやってきたお方です。
当時、高句麗では内乱が続いており、高麗王若光の一族は土地を離れなければならない事態に。
そこで移住先として選んだのが川が流れ、山々に囲まれるような自然豊かな土地の日高市でした。
大自然のなかであれば作物は育ち、万が一高句麗から敵がせめてこようとも逃げたり隠れたりできる土地と判断したのが理由でした。
高麗王若光は日高市に移住後、日高市の土地が発展するようにと功績を残し続け、神様として高麗神社にお祀りされるようになりました。