富士額をご存知でしょうか?富士山の山のようになっている額の人を指す言葉ですが、実際に富士額の人はコンプレックスだったり気にしているという人もいるようです。この富士額は古くから伝えられて来ていますが、なぜ富士額と言われようになったのでしょうか?人相学的には良いことなのかなど、今回は「富士額」についてお伝えして行きますね。
富士額とは?
富士額とは、おでこの生え際が富士山のような形になっている額のことを指します。生え際や額がきれいにみえるということから和服が似合う額とされています。古くから美人の額と言われることが多くおしとやかにに見えます。和服が似合う額と言われているので現代でも富士額の女性は日本髪を結ったり和服を着る時にはとてもも良く似合います。日本人やアジア人に多いのも特徴です。江戸時代には美人の条件とされていたので、当時の浮世絵に描かれている女性は富士額の女性ばかりです。
富士額は遺伝するのか?
富士額は遺伝することも多いと言われています。両親のどちらかが富士額かもしくは両親のどちらかが富士額だというケースが多いです。しかし、両親は富士額ではないのに子供は富士額だというケースもあるので一概に遺伝とは言い切れない部分もあります。現代の医学でも富士額が遺伝かそうでないのかは具体的には証明されていないと言われています。珍しい遺伝とされているのは確かなようですが、優性遺伝、劣性遺伝など諸説が入り乱れていて結論が出るまでにはまだ時間がかかりそうです。